電脳化ラットと<私>

とりあえず何も言わずにこれを読んでみてください。

第28回 脳内チップが未来を変える! 米国サイボーグ研究最前線 - nikkeibp.jp - 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」

なんというか…好奇心もありますが,嫌悪感も強い。いつか攻殻機動隊で描かれるような電脳化社会がくるのかもしれませんが,快楽中枢を直接刺激して学習させ,かつ活動を完全にコントロールするというのは怖すぎ。例え医療に応用できるとしても(でもエイリアンの侵略だとかいう抗議はどうかと)。もし仮にこのようなチップが超小型化すれば,気づかないうちに埋め込まれていて,誰かの指示で動いているということも…。そう,まさに素子の台詞「そもそもはじめから<私>なんてものは存在しなかったんじゃないか」と感じるときが来るかもしれません。

現実問題としてそこまで到達するのは大変なんでしょうが,遺伝子操作やらES細胞やら微妙に<私>の定義を狂わす技術はもうでてきています。単に“怖い”だけでなく,どうしていくべきなのか考えていく必要がありそうです。

# 私もいろいろと持病を持っていますが,遺伝子操作で先天的に病気を治せたとすると,その状態の健康的な<私>と現在の“私”は「同じ」なんでしょうか? 同じだとすると,どこまでの「変更」が「同じ」になるんでしょうか? 一方で違うとすると,「変更」によって生まれてくる子供はいったい「誰」なんでしょうか?

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コメント(2)

まるぼろ :

あの電脳マウスを見て衝撃を受けました。電脳化された時点であのマウスはもう既にそのマウスではなくなっていますよね。じゃあ私を私たらしめている(私を特定する)ものはDNAで、でもそれすら書き換わったらもうオリジナルじゃないじゃん。。と迷路にはまってしまいました。もっとも怖かったのは『どうだ凄いだろ』といわんばかりにうれしそうに電脳マウスを操る研究者。人口海馬の研究者も倫理的な質問に対して『この研究が社会にどのように利用されるかはそれは社会が決めることだ』って、無責任な。

たけ@ねくさす :

コメントありがとうございます。

既に同じ場面を3回見ましたが(再放送などで),気持ち悪さは無くなりませんね。

迷宮に入られた場合は,攻殻機動隊をご覧になることをお勧めしますw
先見の明に感心すると共に,迷宮を旅できます。

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このページは、たけ@ねくさすが2005年7月21日 02:43に書いたブログ記事です。

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